Final round を観戦した。出場したのは3チーム。
(1)携帯でパーキングを課金するシステムの販売(Kellog)
アメリカでは一般的なコインパーキングの代わりに、ドライバーが携帯を使って駐車料金を払えるシステムを作って、中小規模の駐車場オーナーに売りましょう、というビジネスプラン。プレゼンの掴みは流石Kellogといった感じであった。潜在的に得られる収入$1につき、既存のパーキングは25~50%を回収できていない、というデータを説明するために、その場で、1ドル紙幣を半分にちぎって説明するパフォーマンスが受けていた。もっとも、ビジネスプランそのものは??。スモールビジネスといった観があり、VCからの出資を得られるとは思えず。Emersonが途中から居眠りするほど。
(2)カーボンナノチューブの製造・販売(Boise State Univ.)
最近流行っている(らしい)、カーボンナノチューブの製造・販売を行う、というプラン。将来性が高いのは事実。また、効率よく製造するためのPatentも保有。しかしながら、誰に売るのか、どうやって売るのか、というマーケティングプランに具体性が欠ける。更に、マネジメントチームのスキルにも不安あり。というわけで、Emersonはまたしても居眠り。
(3)環境ビジネス(Oregon)
昨日我々を破ったOregon。流石に安定感あり。可笑しかったのは、昨日と全く同じセリフを言っていること。ファイナンスのパートに入る決め台詞である”Here comes the great part” まで昨日とそっくり。完全にスクリプトを暗記してきている。うーん、このセリフは昨日も聞いたからもういいや、てな按配で、三度居眠りをするEmerson。
決勝を見た感想は、"正直に言ってビジネスとしてはAffelioの方が将来性あるんじゃないの?"だった。Emersonも"うー、この3つには投資できないなー"と一言。負け惜しみが70%入っているとは思うが(苦笑)。
写真は、決勝前にうろうろしたBoise State Univ.内のキャンパス内の様子。 キャンパスに隣接して川が流れていて、なかなか綺麗だった
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