自分のMangamentGameのチームメイトにパキスタン出身のJという男がいる。普段はとても愉快でくだらないギャグ(しかも下ネタ)を連発しているのだが、実は敬虔なイスラム教徒である。
2人で、Game用のレポートについて打ち合わせをしていたところ、Jが珍しく真面目に「実はオレ、明日NJ州に行ってお見合いするんだよ。。。」とボツボツ語り始めた。
Jは幼少の時からアメリカンスクールに通学しており、17の時にアメリカに移住した。いらい十数年アメリカにすんでおり、、自分から見たら立派なアメリカ人である。しかし、本人によると「外国人としての疎外感を味わい続けた」とのこと。特にイスラム系の人々は完全なマイノリティなので、女性の友人を作る事すら難しかったそうだ。結果的に在米パキスタン人社会の中で親の紹介を受けるぐらいしか、結婚相手を見つける方法が無いらしい。アメリカのなかで、マイノリティとして生活することの難しさを実感した。
ところでJに「わくわくしてる?」と聞いたところ、「いやーそれほどでも。もしこのまま結婚して愛が芽生えなかったらどうすんだ?」とのこと。いやー、そればっかりは国籍に関係なく自分が頑張るしかないのでは。。