MBA友の会という団体が主催したパネルディスカッションに参加した。お題は企業再生ビジネスという非常にホットな話題。カーライルグループ のマネージング・ディレクターの方、産業再生機構の執行役員の方、などメンツもかなり豪華だった。
印象に残ったキーワードは3つ、
1)「失敗経験の大切さ」
企業再生を行う場合、様々なリストラを行うことは避けて通れないが、リストラされる側の痛みが分かった上でやらないと上手くいかない。そのためには、自分自身の失敗経験が役に立つことが多い。
2)「当たり前の事を当たり前にやる」
上手くいかないときや、プレッシャーがかかっている状況だと普段犯さないようなミスをする。いかに当たり前の事を当たり前にやるかが大事。
3)「膿をだしきる」
一回でとにかく悪いところを全部さらけだして対策を打つ事が大事
自分も過去に、会社立ち上げに少しだけ関わって失敗したことがある。もう2年以上の前の事なのに今でもはっきり覚えている。会社立ち上げが上手くいきそうにないことが分かってくる->チームのコミュニケーションが不活発になる->雰囲気が悪くなる->まるで集団でうつ病にかかってしまったような状態になる->さらに泥沼へ、という悪夢のような展開だった。辛い経験だったが、あの時の経験のおかげで、チーム内のコミュニケーションを円滑に行う、という当たり前のことを非常に意識して行うようになった。自分には必要な失敗経験だったと思う。あと足りないのは成功体験か。。(苦笑)
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