ビジネスプランコンペシーズン(2月後半~4月上旬)も佳境も迎えている。ここらで、CMUから出場しているチームの中間状況を。今年は我々Affelioを含めて4チームがCMUを代表してビジネスプランコンペに出場している。
(1)ダウン症など特別なケアが必要な患者を対象として医療サービスの提供
元々医者だった同級生Dのアイディア。ダウン症などの患者は病院に対して恐怖感を持つ事が多く、結果として満足な医療サービスを受けていない。そこで、治療の際に全身麻酔をかけることで、スムーズに医療を行おう、というアイディア。 ビジネスプランの完成度はかなり高い。Riceでのコンペに出場予定。先日無事にビジネスプランによる一次審査をクリアして、本選に進んだ。ちなみにDにおめでとう、といったところ、「当たり前だろ」との返事が。すげー自信。でも確かに優勝候補だと思う。
(2)ER(集中治療室)での、血圧などのオンラインモニター、投薬ソリューション
元々シスコで、マネージャをしていたBと、ウェストバージニア大学で医学部助教授をしていたMのチーム。ERにおいて、血圧、血中の薬の濃度をリアルタイムに監視し、適切な投薬を施すことでコスト削減&医療サービスの向上を目指すらしい。
シンシナティでのコンペで3位入賞。十分頑張ったと思うが、本人、指導教授的には不満。確かに上位入賞にピザ屋チェーンのプランがいたら納得いかんわな。まだコンセプトレベルなのが玉に瑕だが、プレゼンの完成度はとても高い。
(3)CMUのface recognition technologyを利用したPCセキュリティソリューション
CMUのアントレクラブ会長G+元ネットスケープマネージャSのチーム。CMUが保有している特許を利用しているのが強みだが、肝心の開発者の協力者が得られず(開発者はビジネスに興味がなく、アカデミックなリサーチに集中したいらしい)。 CMUでのビジネスプランコンペ、サンディエゴでのコンペに出場したが、入賞ならず。 コンペ終了後、チーム解散を表明。
(4)我がaffelio
儲かるSNSがテーマ。上3チームと比較すると、(2),(3)のチームよりネタは良質といってよい。理由は、(1)開発者が本気でビジネスにしたいと思っており、(2)プロトタイプの開発が進んでいるから。 開発者が本気である限りは、MBAsも気合を入れるのみ。 弱点のプレゼンをカバーすれば勝機ありか??? Boiseでのコンペに出場予定。
教授陣は、去年のMOOT CORP 優勝、準優勝では満足できない、とおっしゃられておられた。 3位までをCMUを独占することが今年の目標だそうな(おいおい、、)。頑張らねば。
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