Accessの荒川享社長の話を聞く機会があった。めちゃくちゃ面白かった。
スタートアップが組織として成長していくためには、どこかできっちりした組織に変化しなければならない。それがだいたい30人前後の組織に来たころにやってくる、というものだ。大切なことは30人という数字なのではなく、どこかのタイミングで暗黙的な役割分担、日常生活の延長のコミュニケーションで動いていた集団に明文化された組織を導入する必要がある、ということ。例えば、明確な役割分担を行い、コミュニケーションを促進するシステムを明示的に作らなければならない。
僕が感じたのは、組織の規模に応じてマネジメントのスタイルを変化させることの大切さである。例えば、十数人の小さな集団ではあえて役割を決めずに、都度コミュニケーションをとりつつ各人が必要だと思うとことをばらばらとやる方が生産性が高いのかもしれない。プロジェクトメンバーが寄せ集めの場合は難しいもしれないが、チームビルディングに時間をかけて、そのあとのマネジメントは出来るだけ手を抜く、という方法論もあるのかな、と思う。
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