pittsburgh_log

ブロガーがホワイトハウスのブリーフィングに参加

Marketwatch.com経由の情報。ブロガーがホワイトハウスの記者会見への参加を許可されたとのこと。
mediabistro: FishBowlDC

This post, it seems, marks the first blog from a White House press briefing

ポスト自体の内容はたいしたことはないが、個人でブログを書いていた人に対して、記者会見への参加を認めた、ということが重要。

ブログの問題点として、情報の信頼性にかける点がよく指摘されている。しかしブロガーが大手マスコミと同様に、一次情報へのアクセスが認められると、信頼性についてはある程度クリアできることになる。ブログが既存の大手マスコミを完全にリプレイスすることはないだろうが、よりニュース媒体としての価値を高めていく事になるだろう。

ところで、日本では同様のことは起きうるのだろうか？　よく知らないのだが、「記者クラブ」なる存在に加盟しているマスコミのみ、この手の記者会見に参加できると聞いたことがある。本当だとすると、日本においてブログがニュース媒体としての地位を得るのは遠い先なのかな。

イントラブログケーススタディ IBM

iaocblog :: Blogging at IBM

企業内でのブログ利用と言えばGoogleが有名だが、IBMでもブログが使われているらしい。

At this moment we have about 2800 internal weblogs (on a total worldwide population of about 330.000 IBM'ers.) with about 12700 entries. About 200 blogs have more than 10 posts on them...

活発に使われているブログはまだ200程度ということで、まだまだこれからといったところ。
注目したいのは以下の部分。

I have used my internal blog for project management with a team of colleagues a couple of months ago. We were testing a new product and needed to keep a virtual team updated on the progress we made. Through RSS feeds this was automatic and (very important at our company) didn't clutter the mailbox.

The easy way to comment on milestones or issues increased the interaction in the team compared to regular phonecalls or sending out "update e-mails".

ブログが、従来のナレッジマネジメント的な使い方だけではなく、プロジェクトマネジメントのためのツールとして使われている、とのこと。ブログがe-mailによるコミュニケーションを一部置き換えるかもしれない、という議論は昨年からあったが、企業内でのコミュニケーションにおいても、ブログがe-mailの代わりにコミュニケーションインフラとして使われるようになるかもしれない。

SNS最大手のFriendsterがブログサービス開始

The New York Times > CNET > Technology > Friendster befriends blogs--and fees

Friendster Blogs, whose underlying technology is provided by San Francisco-based Six Apart, is notable in that it merges two Web trends--social networking and blogging--and also helps nudge the social networking sites toward fee-based revenue models.

SNS最大手にして、収益モデルの確立にもっとも苦労していたFriendsterが有料Blogに進出する模様。TypePad, Movable TypeでおなじみのSix Apart からライセンス供与を受けている。SNSとweblogの親和性が高い(顧客層がかぶっている)、ということの現れである。

Friendsterから見ると、オプショナルサービスという形によるサブクリプション課金の導入が実現できることになる。広告以外にこれといって収益源の無かった状況から比べると、相当な前進と言えるだろう。一方SixApartから見ると、SixApartが日本で行っているココログやブログ人と同じビジネスモデルを北米に導入したことになる。おそらくレベニューシェアをするのであろう。実績のあるビジネスモデルで顧客基盤を1600万人拡大(既存顧客とあわせると2300万人!?)するわけで、WinWinな関係なのではないか。

ブロガー 求人広告

Creative Weblogging - "Serving Great Bloggers"

We are looking for talented bloggers in the following areas (but not limited to):

ブログはニュースメディアになるのか、という議論がちょっと前にされてたが、現実にブロガーを雇って、ブログを書いてもらう時代が来ている。ブログの問題点に一つに記事の信頼性が低い事が挙げられているが、プロブロガー(お金をもらっているという意味)かどうかは、信頼性の判断基準になりうるかも。

頑張れJugem

weblogホスティングサービス業界2位のJugemがシステム移行に失敗してから10日以上経過している。その間2chで祭りになったり、いろいろ大変そうだったがようやく復活したようだ。まだまだマイナーなウェブログがもっと市民権を獲得していくためにもJugemには是非頑張ってもらいたい。