pittsburgh_log

Pittsburghにあるビジネススクールに留学してます。留学生活について日々感じたことを書いてます

卒業&日本へ

ちょっと遅い報告だが、5/15に全ての卒業式を終え、正式に2年間の学業を終了した。今はロスアンゼルスに滞在している。

卒業式については、同級生のブログ(こことか、こことか、ここ)に書いてあるので多くは触れないが、Deanのスピーチから一つだけ気に入った言葉を紹介。

"Do not follow money.  Follow your passion" 2年間を振り返ってみると、俺の場合は"何に対して最も情熱を持って取り組む事が出来るか?"を問われ続けてきたような気がする。今まで自分の知らなかった知識を広く体系的に学び、異なるキャリアを持った人と様々な話をするなかで、自分にとってのゴールを再確認させられたし、今後5年~10年かけて取り組みたいと思う事を見つける事が出来た。

5/18早朝にピッツバーグを離れた。タクシーの中から2年間慣れ親しんだ街並みを見ていて、次に来るのは早くて10年後かなあ、等と考えていたら感傷的になった。

日本にいる皆様へ

5/24に帰国します。渡米前同様に遊んでやってください。

2005-05-21 カテゴリー: Business School life, diary | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)

Enterprise award

awardEntrepreneurship Enterprise Award なるものを学校のアントレ教育教授陣からいただいた。 ちなみに授賞式をやっている時、俺はビザトラブルの影響でようやっとフィラデルフィアまでたどりつき、受賞の事実を知らずに米国帰還の祝杯を上げていた(苦笑)。どうやら俺以外にも、20人ぐらいは受賞していたらしい(多分卒業式で呼ばれるAwardとは別物)。

昨日 rgさんから賞を受け取った。授賞式の場に居なかったので、賞の価値は正直に言ってわからないのだが、おそらく(1)本気の努力をしたこと、(2)我々が”単なるスクールワーク”ではなく、真剣にビジネス立ち上げを目標としてビジネスプランを書いてきた事、は理解してもらえたのかな、と思う(要するに努力賞?)。ま、2年間の努力に対する小さなご褒美ということで。 詳細はrgさんのブログ参照。

2005-05-13 カテゴリー: Business School life, Entrepreneurship | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

米国帰還成功 ━(゚∀゚)━!!

ビザトラブルの続報。航空会社からのアドバイスに従い、観光ビザで米国に再入国する際に必要そうな書類を色々携えて、再度チェックインカウンターへ。 昨日ダメだししたおばちゃんに、"これでどうよ"と書類を見せる。 無事にクリア。

最大の難関は米国再入国時の入国審査。 皆で、どのような順番で話を進めるか結構真面目に話あった後に、審査ゲートに並んだ。緊迫感溢るるやり取りを以下に再現。

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2005-05-11 カテゴリー: Business School life, diary | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

英国にてビザトラブルに遭遇中 orz

2年間の学生生活の締めくくりに、男3人でヨーロッパに卒業旅行に出かけた。メンツは、TadaさんとYukiさん。ロンドン、パリ、ブリュッセル、アムステルダムを訪れ、観光スポットを訪れたり、地元のVC(というよりBizDevに近いか)とミーティングをして新らたなネタを仕込んだり、怪しげな地帯をウロウロしたり、、などなど充実した旅である。 旅は5/1~5/9の予定であり、今頃(5/9)は飛行機に乗っているハズだったのだが、このポストをロンドン近郊の宿で書く羽目に。

トラブルはピッツバーグに帰るフライトに乗る際に発生した。通常米国での留学生はF1ビザと呼ばれるビザを保有している。 このビザを提示すれば、ビザ保有者として大手を振って米国内に入る事が出来る。ところが厳密に言うと、F1ビザは全ての学業(授業など)が終了した段階で無効となる。そして、卒業式は学業とはみなされず、F1ビザが使えなくなる。

俺の場合、授業は全て終了しており残すは卒業式のみ、というわけでもはやF1ビザが使えないのだ。(これは大学の指示)

ここまではまだ良い。日本人は観光ビザで簡単に入国できるからである。しかし、観光ビザでアメリカに入国、というところに今回の罠があった。観光ビザでアメリカに入国する場合は、アメリカを出国するという証明のために、"アメリカ発どこか"という航空券を提示する必要がある。

ということは、ピッツバーグからヨーロッパに観光旅行に行くために、その後の日本への帰国便のチケットを持っていかないとアメリカに入れない! 事が判明した、、、orz

日本行きのチケットなんて家に置いとくに決まっているだろ!というわけで、このままではピッツバーグに帰れない。とりあえずチケットを保有していることを証明するドキュメント等を航空会社からFAXで取り寄せたところ、、、、 果たして我々は卒業式までにピッツバーグに帰れるのか? というか、アメリカに再入国出来るのか? つうか俺達どうなっちゃうの?

2005-05-10 カテゴリー: Business School life, diary | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (2)

最後の授業が終わる

最後の授業が終わり、Tepperでの2年間の学業が終了した。後は卒業に向けたイベントを残すのみである。感傷的になるかなあと思っていたが、思っていたほど感慨深くは無い。初めて授業を受けた時の"う、発言しなきゃ、でも何言っているかわからん!"みたいな緊張感をちょっと思い出したぐらい。

ビジネススクールは、結局のところビジネスの世界で必要最低限の知識を幅広く教える場所であり、工学系の大学院のようにひとつの研究に没頭するような場所とは異なる。"MBAという学位の取得"だけを考えると、授業についていけさえすれば良い(十二分に大変なわけだが、、)わけで、日本の工学系の大学院にいた時に感じた"論文が書けない、、"というプレッシャーはない。その分修士論文を書き上げたときほどの開放感、感慨はMBAには無いのかな、と思う。

また、仲の良い同級生の連中は、在学中から起業、ファンド立ち上げのための資金調達等自分の夢に向かって奔走している。彼らから見ると、学位取得はあくまで通過点にしかすぎないのだろう。学位という形が大事なのではなく、2年間の生活で得た経験、知識、ネットワークを総動員して、"自分が何をしたいか、何をするか"が大事なのだ、と改めて思った。

2005-04-30 カテゴリー: Business School life | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)

Mini4始動,,,いきなり徹夜

先週より卒業前最後のミニセメスターが始まった。 卒業に必要な単位は全て揃っていることだし、興味のある授業をAudit(授業聴講:単位を取得できない代わりに、宿題を出す必要が無い)、もしくはPass/Fail( 単位を取得できるが、成績が、可/不可しかつかない。成績を気にしたくないときに便利)でとり、のんびり勉強するつもりだったが。。。

いざ始まってみると、Boise出場に向けた準備の負荷が高い高い。 週2回ペースでプレゼンテーションのリハーサル、およびプレゼン用スライドのレビューが入るので、ひたすらプレゼンテーションを練り続ける必要がある。単なるスライド作りではなく、背景となるリサーチをしなければならないので、もう大変。いきなり徹夜する羽目に。 ここまでするんだからBoise優勝して賞金1万ドルをゲットしたいものである(でもって全部ビールにかえて飲んでしまいたい)。

2005-03-22 カテゴリー: Business School life, BusinessPlanCompetition | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (2)

Mini3 終了

3/3に最後のレポートを提出してmini3が終了。このmini、特に2月に入ってからはきつかった。ファイナルとしては、家に持ち帰りの試験(データマイニング)、ファイナルレポート(ベンチャーキャピタルがらみ: 6ページ、ストラテジー: 10ページ)と負荷はそれほど高くなかった(はず)だが、、、Boise向けビジネスプランの締切と重なってしまったので大変なことに。全てのファイナルをビジネスプラン提出後、48時間以内に片付け無ければならなくなってしまった。 ビジネスプランで集中しきって抜け殻になっている体で、そんな力技を発揮できるわけもなく、ストラテジーのレポートは締切を1日遅らせてもらってしまった(アメリカの大学院のいいところ?だが、締切が何故か交渉可能だったりする)。


まあ、大変だったぶん、このminiは得るものが多かった。(体重、脂肪も得るものが多かった。得たくないのだが)
明日からひさびさに運動できる。

2005-03-04 カテゴリー: Business School life | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

学部生とのボードミーティング

学部生が行っているマネジメントゲームで第一回のボードミーティングがあった。学部生は、事前にストラテジーレポート(業績の振り返り、今後2年間の戦略についてまとめた30ページ程度のレポート)を提出し、更に1~2時間程度のプレゼンを行う。半年前自らの経験談に基づいてもっともらしくフィードバックした。 マネジメントゲームをMBAと学部生がそれぞれ行い、院生が学部生にフィードバックする、という仕組みは教育システムとしては、とても成功している気がする。本物のボード経験者にぼこぼこにしごかれたMBAが、学部生に、「これをやったらー、株主/ボードに叱られるよ(叱られたよ)」という経験を伝授するわけで、学部生から見るとちょうどよい経験なのではないか。 俺の知っている日本の大学/大学院にそんな教育制度は無かったので、学部生の時からこのような授業を受けられるアメリカの大学生は素直に羨ましかった。

どうでも良いのだが、CFO役の女の子(アジア系、西海岸出身)の女の子がとても可愛い。同じボードメンバーのDも同じ事を考えているようで、妙に懇切丁寧なアドバイスをCFOに集中的に与えていた。実際のボードミーティングでもそんなことが起きるのだろうか。

2005-02-27 カテゴリー: Business School life | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)

Management GameのBoardに就任

学部生が春学期に行う、Management GameのBoardに就任した。Chairpersonは我々がManagement GameをしたときのチームメイトSmita。俺とイスラエル戦車隊の元指揮官Davidがボードメンバーとして加わっている。早速本日レセプションが行われ、学部生のマネジメントチームと食事をした。半年前に逆の立場で座っていたことを懐かしく思いつつ、体験談にもとづいてアドバイス。曰く"Boardにとって興味のある事項、ポイントとなるデシジョンはかくかくしかじか,,,"。偉そうな事を言ってきたが、要するに自分がやろうとして出来なかったことを説明しているだけである。。


2005-02-12 カテゴリー: Business School life | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

blog復活

mini3開始とともにBlog復活することにしました。
mini3は今までのように忙しすぎることも無く、バランスのとれた生活にしたいところです。

2005-01-11 カテゴリー: Business School life | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

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登録年月 06/2004