toshiy's weblog - Menlo Park log

信頼関係＝f(人格，能力，権力)

久々にStanford Technology Ventures ProgramのPodcastingを聞いていて，ちょっと勉強になることを言ってるなあと思ったので，メモ．

Joel Petersonの回だが，信頼できるかどうかは3つの要因を見極めないといかんと．1)人格として尊敬できるか，2)有能か，3)結果を出すための権力を持っているか．

1)，2)は当然としても3)は難しいよね．権力を持っている人間に近づこうとしている人間は人格的にどうなの，とか生理的に反発したりするし．2)だっては頭でわかっているけど，チャンスをあげずにいきなり見切るのは生理的に抵抗あるしなあ．．．

でも，人生の時間なんか限られているのだから，信頼できる人かどうかを見極めて
，信頼できる人との人間関係の構築に集中すべき，とはごもっとも．過去2年ぐらいの自分を振り返ってみても反省点多し．

余談だけど，こういったPodcastingとかって，米国の授業の雰囲気が結構そのままでていて，ナカナカ良いね．たまに聞くと，初心に帰れるというか，気合いが入ります．

少子化要因は育児世代の長時間労働

読売新聞より

　白書によると、２５～３９歳で「週６０時間以上」の長時間労働をしている人は、２００４年には２０％を超え、１０年前より４ポイント前後が増えた。仕事 以外の時間が足りない状況は、「少子化の一つの要因で、長期的にみて社会の活力を低下させる」と分析。労働者が仕事に偏った生活から解放され、仕事と家庭 の調和がとれた状況「ワークライフバランス」の実現を求めている。

確かに長時間労働が当たり前の職場だと、子育ては悪、ガッツがないと捉えられることは多いね。前職は終電は当たり前の職場だったが、子供が出来て早く帰る人は、"仕事に頑張る意欲が欠けている"という目で見られる事が多かった。　自分もそういう目で先輩を見ていた記憶がある。　最近だと、個人情報保護法の関係で、仕事を家に持ち帰れない仕事が増えているので、なおさら長時間労働に拍車がかかっているのだろう。

自分のバランスがいかに崩れていたか、会社人間になっていたかは一度仕事を離れて大学に戻ってみてやっとわかった。(実はこれが留学で発見した一番大きな収穫の一つだったりする)

なんだかんだ言っても、仕事は生活するための手段にしかすぎないんだよねえ。